志望校決定に向けて、
自分の考えを整理し
大学研究の方法を学ぶ
京都府立朱雀高等学校2年生
受講歴※ 講演名は現在とは異なる場合があります
概要
- 洗練されたワークシートで、生徒は自分ごととして進路に真剣に向き合うことができた
- 大学パンフ画像を用いた比較研究の説明から講演後の大学研究の方法が具体的にイメージできた
- 夏休み前の進路指導に「生徒の視野を広げたい」という点で役立った
1洗練されたワークシートで、
生徒は自分ごととして真剣に進路に向き合うことができた
ワークシートや大学・専門学校一覧を使用し、生徒が実際に手を動かしてワークを行う時間が十分に確保されていた点が印象的でした。自ら考えるアウトプットの時間が設けられたことで、生徒たちは講師の先生の指導にスムーズに従い、最後まで集中して自分の進路について考えることができていたように思います。
ワークシートでは、第1志望校を決定する際の生徒自身の希望(=モノサシ)を整理することができたため、生徒にとって志望校決定に向けた有意義な時間となったと感じています。
2大学パンフ画像を用いた説明を通して、
生徒が大学研究の方法を具体的にイメージできた
講演では大学のパンフ画像を用いたスライドで、分かりやすく比較研究の方法を伝えていただきました。「情報の質を高めることが大切です」という話もあり情報をどのように調べ、進路選択に繋げていけばよいのか今後の生徒の大学研究に役立つ内容だったと感じています。
教員や担任も生徒へ進路指導は当然行っていますが、なかなか動かない生徒が多いのが現状です。
今回、外部の方からの解説を受け、生徒もより具体的に大学研究の方法がイメージできたと感じています。
3夏休み前の進路指導に「生徒の視野を広げたい」という点で役立った
本校では「先輩の話や身近な大学の情報を調べても、なかなか視野を広げて考えることをしない生徒が多い」「生徒の視野を広げさせるためにはどうしたら良いのか」などの課題意識がありました。
そのような中で今回の講演を取り入れたのですが、講演では、大学や専門学校が一覧化された冊子を用いて生徒が志望校候補を絞り込む時間があり、生徒は気になる学校にマーカーなどで印をつけて集中してワークに取り組んでいました。これまで出会ったことのない学校を知る機会にもなり、選んだ候補の中で「総合大学がよいのか」「単科大学など比較的規模が小さい大学が自分には合っているのか」など自分の希望に照らしながら志望校を考えられていました。
さまざまな学校と出会い視野を広げ、自分なりの進路の重要ポイントを整理できたことは、志望校決定につなげられる良い機会となりました。